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部分から碁盤全体へ · 第 28 節

先手・後手・手抜き:応じなくてもよい時は?

ここでの先手は開局で黒が先に打つ意味ではありません。局所の変化後、自分が先に別へ回れることです。後手では相手が先に別の場所を選べます。

応じないと明確に損をする手は、先手の脅しになり得ます。ただし相手は必ず応じるとは限らず、別の場所がより大切なら、今は応じず他へ打てます。これが手抜きです。

手を抜けるかは、応じないと相手が何を得るかで考えます。急ぐ場所を先に見てから大きな場所を比べましょう。直前の手が近くにあったからと、惰性で追い続ける必要はありません。

ヨセでは両先手や逆ヨセという言葉も使います。どちらに補強が必要で、どちらが先に他へ回れるかを理解してから局所の大きさを比べます。先手はその手に永遠に付く属性ではありません。

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